マイケル一家はソレイユの友人のセレーネの親の結婚記念日パーティーの準備の手伝いに来ていた。セレーネの父親が経営する会社はマイケルの会社と業務提携をしており、会社ぐるみで親交があった。そんな中執事がポストに届いた手紙を読むとそこには娘をいただくと書かれていた。
それを聞いたソレイユはサニー達の手を借りた。

当日を迎え、一人の少女がメイド希望者として現れた。ルーマという名の彼女は黒髪のロングでメイドの世界を経験したいというのだ。執事は彼女の願望にこたえ、体験実習という形で迎え入れた。

ルーマはメイドとして働きながら不審なことが起きてないかチェックしていた。そんな中セレーネがトイレに向かった時事件は起きた。何者かが背後からセレーネの口をふさぎながら捕まえたのだ。それを見たルーマはセレーネを助けるとその人物を取り押さえた。

「離せこの野郎!てめえ女のくせになぜ押さえられる?」
必死で抵抗する男にルーマは素顔を見せた。

「あなたを押さえられるのは私だからです!」
ルーマはそう言うと髪の毛が紫色のボブカットに変わった。その姿を見たセレーネはすぐにアムールと気づいた。

アムールはセレーネを救うべく変化の能力を利用してメイドの実習生となって異変が起きてないかチェックしていたのだ。
やがてサニーが駆け付けると男はそのまま連行された。しかし元の髪形に戻る際騒ぎを聞きつけた参加者や使用人が集まってたため変化の能力がばれてしまったのだった。執事から何かしら処分される準備もしていたが、執事は彼女の能力を称賛するとまた何かあったときは頼むと言い残した。

なんやかんやあったもののパーティーは無事に終了し、ベッドで眠り始めたセレーネはいつかまたアムールに会えることを願っていた。

翌日、ソレイユとセレーネは下校中にアムールと会った。アムールはまたセレーネに会いたがっていてセレーネはそれがうれしくてたまらなかったようだ。

終わり

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